内部リンクとは?効果的なリンクの張り方を解説

  • 2018.03.17
  • SEO
内部リンクとは?効果的なリンクの張り方を解説

サイト運営を行っていると、以下の3点に注力してコンテンツを作ることになるかと思います。

  • Googleは被リンクが多く集まるページほど高く評価する
  • 他のサイトからの被リンクを集めることが重要である
  • 良いコンテンツを作ることが一番のSEO対策となる

もちろん、コンテンツづくりは大切なのですが、良いコンテンツが出来ていても内部リンクの張り方で非常に大きな損をしているケースも多く見受けられます。

そこで今回は、効果的な内部リンクの張り方について解説をしていきます。

1.内部リンクとは?

 

内部リンクとは、名前の通り、サイト内のページからサイト内のページに張られたリンクのことを言います。

その内部リンクを張る理由は以下の3点が主となります。

  • そのページが存在することを検索エンジンに伝える
  • 検索エンジンがサイトを巡回するための経路をつくる
  • 検索エンジンにサイト構造を伝える

具体的に、コーヒー豆の通販サイトを例にして説明をします。

検索エンジンは、リンクをたどってページからページへ移動をします。したがって、上図のブルーマウンテンのページのように、リンクの張られていないページを検索エンジンは見つけられません。

一方、キリマンジャロのページは、他のページと内部リンクが張られています。そのため、検索エンジンはトップページ経由でキリマンジャロのページを発見し、ページを登録することができます。

ユーザーや検索エンジンに、サイト内にどういうページがあるのかを知ってもらうためにも、内部リンクは大切です。検索エンジンが見つけられるページは検索でヒットするようになるため、他のサイトから外部リンクを張られる機会も増えます。

また、内部リンクはサイト運営者が張り方を決められるため、下図のようにサイト全体をくまなく巡回できるように設置することも可能です。

2.内部リンクの効果

サイトの中で内部リンクが集中しているページに対して、Googleはより重要度の高いページであると評価をしています。

Googleによる内部リンクの扱いに関しては、Googleが提供しているSearch Consoleのヘルプに記載があります。

内部リンクレポート

  • 被内部リンクの数は、検索エンジンに相対的な重要度を伝える要素である
  • 重要なページがレポートに表示されない場合は見直すこと
  • 重要でないページに内部リンクが集中していたらサイト構造を見直すこと

例えば、コーヒー豆の通販サイトがフェアトレードへの取り組みを重視しているのであれば、下図のようにリンクを集中すると検索エンジンにその重要度を伝えられます。

 

検索エンジンは重要なページほど頻繁に巡回するため、検索で上位表示させたいページに内部リンクを集めることはSEO対策になります。ユーザーから見ても、重要なページへの経路が増えると利便性は上がるため、意図のある経路づくりが大切です。

  • ユーザーや検索エンジンに、どのような経路でサイトを巡回させるのか?
  • どのページへリンクを集中させるのか?
  • どのページのリンクを薄くするのか?

内部リンクの張り方は、サイト運営者が自分で決められる問題です。サイトとしてアピールをしたいページには、内部リンクを集めて重要度が伝わるように工夫をしましょう。

3.内部リンクの方法

効果的な内部リンクを張るには、おさえておきたい幾つかのコツがあります。サイトが大きくなってからでは対応が難しくなるものもあるため、早い段階で対策をしていきましょう。

3-1.キーワードを盛り込んだアンカーテキスト

内部リンクで使うアンカーテキストには、キーワードを盛り込みましょう。

良い例)詳しくはコチラ

悪い例)失敗しない焙煎のコツ

ユーザーにとってキーワードを含んだアンカーテキストは、リンク先の内容が解りやすくなるメリットがあります。また、検索エンジンはアンカーテキストからも情報を得るため、キーワードを入れることがSEO対策にもなります。

ただし、アンカーテキストへキーワードを詰め込みすぎると、キーワードの乱用として逆効果になるため注意しましょう。

画像をリンクバナーとして使う場合は、ALT属性を利用してキーワードを書き加える方法があります。ALT属性は画像が読み込まれる間に表示される代替テキストとなるため、ALT属性だけでもユーザーに内容が伝わるテキスト情報にすることが大切です。

3-2.トップから重要なページの距離は2クリックまで

Webサイトには、目的のページまでに踏むリンクの数から見たリンク階層というものがあります。内部リンクを集中させる重要なページは、トップページから1、2回のリンクで行けるよう、浅いリンク階層へ置きましょう。

Googleは2013年10月7日に公開したウェブマスターの質問に答える動画シリーズで、次のようなアドバイスをしています。

動画の内容を要約すると以下の通りです。

なぜ、私のサイトの検索ランキングが変わらないのか?

  • Googleの検索ランキングは定期的にしか更新されない
  • 検索ランキングは被リンクの数である
  • サイト構造はツリー構造が良いかもしれない
  • 重要なページにはトップから1、2回のリンクで行けるようにする
  • 重要なページには被リンクを集中させて重要度を保つ
  • 検索ランキングの高いサイトからの被リンクは価値が高い
  • コンテンツの質だけで検索ランキングのすべてが決まるわけではない

総合的な質問に対して総合的に回答されているためどれも重要なトピックですが、今回はリンク階層の話題のみにしぼります。

例えば、内部リンクを下図のように張ったとします。

(ア)は、3本のリンクが集中して重要なページであることは伝わりますが、トップページから数えると3つのリンクを踏む必要があります。ユーザーも検索エンジンもたどり着きにくいページは、読ませたいのか読まれたくないのかが解りにくくなります。

一方の(イ)は、同じ3本のリンク集中であっても、トップページから1つのリンクを踏めば重要なページへ行ける構造となっています。ユーザーも検索エンジンもたどり着きやすく、重要なページであることがしっかり伝わります。

内部リンクを集めた重要なページをつくる際には、重要なページまで短い距離でアクセスできるサイト構造を考えましょう。

3-3.別ページと誤認させないURLの正規化

内部リンクのAタグに書き込むURLは、サイト全体としてルールを統一しておかないと、内部リンクの効果を分散させてしまいます。ここでは、代表的な3つの事例について解説します。

トップページのURLにおける index.htmlの有無

トップページへリンクを張るときは、index.htmlを残すのか、省略するのかについてルールを統一しましょう。

Webページのトップページは、index.htmlを残したURLでも、省略したURLでも表示されるようになっています。

ユーザーにとっては、同じページが表示されるため不都合はありません。

しかし、検索エンジンは、index.htmlが有るアドレスと無いアドレスの2つがあると判断します。つまり、トップページへ内部リンクを張っても、2つのアドレスが混在していると効果が分散してしまうわけです。

URLの文字数は、SEO対策に影響がありません。index.htmlを残すにせよ、省略するにせよ、内部リンクのAタグに書き込むURLは統一するように注意をしましょう。

サイトで使うURLにおけるwwwの有無

使用しているサーバーによっては、wwwを残したURLと、省略したURLのどちらも使えるようになっています。

検索エンジンは、wwwが有るアドレスと無いアドレスの2つがあると判断するため、wwwに関してもルールを統一する必要があります。

内部リンクのAタグに書き込むURLを統一するほか、必要に応じて以下の対策も行いましょう。

  • サーバーの設定でwwwの有無を統一する
  • 旧アドレスのページから新アドレスのページにリダイレクトを設定する

PC版とスマホ版のURLの統一

PC版とスマホ版でURLが異なるページを使っている場合も、内部リンクの効果は分散します。1つのページの表示をデバイスによって切り替えるレスポンシブWebデザインを取り入れるなど、URLの統一を検討しましょう。

PC版とスマホ版で別々に運営してきた場合は、URLの統一は大掛かりな改編となります。以下の項目をはじめとした十分な準備を整えてから移行をしましょう。

  • モバイルフレンドリーなサイトにするための見直し
  • レスポンシブWebデザインの導入
  • 旧アドレスのページから新アドレスのページにリダイレクトを設定する
  • 内部リンクは新アドレスで統一する

4.内部リンクの実践例

実際のサイトで使われている内部リンクを例に、内部リンクの種類について説明します。

4-1.関連あるページへ貼る内部リンク

画像のようにコンテンツの中で関連のあるページへ張る内部リンクは、ユーザーを誘導しやすく効果の高いリンクです。

下記のメリットの通り、関連ページへのリンクは自由度が高く、サイト運営者の意志を反映させやすいのが特徴です。

  • ページのどこにリンクを設置するかを決められる
  • どのページへ幾つのページからリンクを集めるかを決められる
  • アンカーテキストをどのようにするかを決められる

コンテンツの流れで設けるリンクであるため、次のような適切なリンク先を選ぶことでユーザーの満足度を上げる効果があります。

  • より詳細な内容を扱うページへのリンク
  • 合わせて読むと理解が深まる参考記事へのリンク
  • 期間限定のイベント記事へのリンク

4-2.サイトのどこに居るかを知らせるパンくずリスト

主にWebページの左上に貼られている内部リンクで、画像のように一行にまとめたものが設置されます。名前の由来は、ヘンゼルとグレーテルの童話です。

いま開いているページが分類されているカテゴリーなどを階層構造で示すことで、ユーザーや検索エンジンの道案内となります。また、カテゴリーの上位下位の関係が明確になるため、サイト構造の理解に役立ちます。

4-3.サイト構造を一覧するサイトマップ

サイトのカテゴリーやページを一覧できるように内部リンクをまとめたもので、一般にサイトマップ用のページが設けられます。

サイト全体を一覧できるため、ユーザーも検索エンジンもサイト構造を理解しやすくなります。また、カテゴリーの離れたページへ行くときの経由など、ユーザーの利便性を高める効果もあります。

4-4.ページ上部に固定するグローバルナビゲーション

サイトの重要なページへの内部リンクをまとめたもので、すべてのページに共通して設置されます。

重要なページにリンクが張られることでユーザーの利便性が高まるほか、検索エンジンに重要なページを伝える効果があります。

グローバルナビゲーションに多くのリンクを盛り込むとユーザーが理解しにくくなるため、5~7つに絞ることが理想です。リンクを張るページは、重要性やユーザーにとっての使い勝手などを考慮して選びましょう。

まとめ

いくらコンテンツを作り込んでも、内部リンクが不十分では、検索でヒットしにくくユーザーの目にも止まりにくいままです。ユーザーに見てもらうにも、効果的な内部リンクの張り方を意識しましょう。

Googleがウェブマスター向けに無料公開しているSearch Consoleでは、内部リンクがどのように張られているかを確認できます。

重要なページにリンクを張れているのか、あまり重要でないページにリンクが集まりすぎていないか。客観的なデータを見ながら、内部リンクを整えましょう。

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